三兄弟の墓・エラベル家の墓・墓の谷
パルミラを約１時間歩きアガサ・クリスティーが
滞在したことで有名なゼノビアホテルでトイレ休憩後、バスで移動です。
バスで約１０分「エラベル家の墓」に到着です。
このお墓は地下１階地上４階（高さ２４ｍ）の塔墓です。
地下は使用人のお墓。地上階は一族の中でも有名だった人のお墓だそうです。
内部は撮影禁止ですが、エラベル家の墓から見た外の様子です。
エラベル家の墓から三兄弟の墓に向かいます。
この辺りは、墓の谷でたくさんの塔墓があります。
三兄弟の墓に着きました。三兄弟の墓は地下にあります。
ここも撮影禁止で、写真は入口のみです。
パルミラでは当初お金持ちが、塔墓を建てていたそうですが、
お金がかかるので徐々に地下墓地に切り替わってきたそうです。
三兄弟の墓は有名ですが、Ｔ字型の地下墳墓で入って
左側は富豪の三兄弟とその一族の墓。
そして、右側は他の人に分譲した墓だったそうです。
何でも商売にするのは、国や時代が違っても同じですね。
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本日の昼食は「マンサフ」
これはこの辺りの料理で、チキンとラムのピラフだそうです。
料理人が取り分けてくれます。
味は塩加減が絶妙で大変美味しかったですよ。ラムは全然臭くありません。
日本のラムとは違うんでしょうね。
昼食後バスでダマスカスへ向かいます。
ダマスカスまで約２４５㎞、３時間３０分かかります。
途中、ベトウィンの人たちのテントを見せて貰いました。
結構広いです。彼らは砂漠にテントを張って暮らしています。
バスはシリア砂漠を走ります。
砂漠は年間２００㍉以下の降雨量地をいうのだそうです。
でも、シリア砂漠は水脈が有り、
サハラ砂漠のように乾いた大地ではありません。所々に草も生えています。
でも、砂漠を走る道路ってこんなんです。
まわりに何もありません。
１時間から２時間に１ヶ所休憩できるところがありました。
そして、今走っているところは、イラクまで１７２．１㎞の地点です。
このまま、バスで約２時間走ればイラクにたどり着けます。
バスは進路を右にとり、ダマスカスまであと１００．１㎞もう少しです。