減築6つのパターンとその効果、注意点

2019.11.18

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減築の6つのパターン

 

1:平屋の一部撤去

2:2階建ての1階・2階の一部の同時除去

3:2階建ての2階の一部の除去

4:2階建ての2階全部除去

5:2階建ての1階の一部の除去

6:2階建ての2階床の一部の除去

減築パターン.JPG

減築6つのパターンとその効果、注意点

 

減築は床面積を減らすことであるので、どのパターンにしても共通して得られる効果が、建物の維持管理の負担の軽減、生活動線の短縮化による身体的な負担の軽減、そして光熱費や冷暖房費の削減である。

例えば、建物の維持管理という面においては、メンテナンスのための外壁塗装を行うにしても、家が小さければコストを抑えることができ、断熱や耐震などの性能向上を行う際にも工事範囲が小さくて済むので費用も安い。生活面においても、動線が短くなることで掃除など家事の手間が省け、家が小さくなれば光熱費も削減できる。

つまり減築してコンパクトな建物にすれば、高性能で、維持費も安く、隅々まで目が行き届いた快適な住まいにしやすいということだ。

加えて1階部分を除去し建築面積を小さくする減築は、庭を広く取ることで採光や通風の確保ができるようになる。これは密集地の場合、近隣との距離を確保しやすくなるというメリットを生み出す。

2階を全部除去するパターンは、階段が無くなるので、家庭内事故を防ぎ安全性が高まるのはもちろん、ワンフロアーでの生活動線はバリアフリー化がしやすく高齢者にとって暮らしやすい住まいとなる。また建物面においては、もともと平屋建てと2階建てでは基礎の作りや柱の太さなども異なるため、減築による荷重の軽減で、大幅な耐震性能の向上が期待できる。

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